椎名林檎以前・以後

今10台の若者の4倍ほど生きて,4倍の時間生きてきたおじさんが感じるJPOP,特に女性シンガーのスタイルについて思うこと。

 

自分がJPOP聴いてきた中で,あ,これがターニングポイントだな,というアーティストとか,出来事とか。がある。

 

椎名林檎っていうのは明らかにその一つだろう。

 

ターニングポイントでは,急にルールができて,あることが急に「してよいこと」になる。つまりルールができる。

 

ビートルズ以降,プロの作詞家,作曲家出なくて,近所のにいちゃんが集まって曲を書いたり詩を書いたりしてもよいことになった。

 

ボブディラン以降,ロックで小難しいことを歌ってよいことになった。

 

美里以降は,女性シンガーがロックをやってよいことになったし,

 

宇多田ヒカル以降は,R&Bもやってよいことになった。

 

そして,椎名林檎は,眩いばかりのサブカル臭を撒き散らしてもよいことにしてしまった。

 

 

以下,その具体例。

 

アガルタの迷い子

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愛を伝えたいだとか

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